立川市 長谷部 千尋
藤原由紀乃様
昨日はすばらしいコンサートをありがとうございました。きれいな絵画が並べられた美術展をゆっくり見ているような、すてきな2時間でした。どの絵をみても、ていねいに、あたたかく描かれていて、そしてその絵にもっとも適した額縁が付けられている。そんな幸せになれたコンサートでした。お母さんの歌と由紀乃さんの伴奏のピアノから、お二人の美しい心を感じました。作詞家も作曲家もとても満足してくださったのではないでしょうか。鶴岡(秋葉)先生も喜んで聞いてくださっていたと思います。それにしても、どんなに短い曲でも、生命があることを今さらながら感じさせていただきました。お体を大事にして、いっそうのご活躍をお祈りします。 お母様にくれぐれもよろしく、ありがとうございましたとお伝えください。
町田市 村山 美知子
いつもお世話になっております。ツィーグラー協会会員の村山美知子です。
先日は、すばらしいリサイタルを聴かせていただき、本当にありがとうございました。素人の私ですが、先生の生の歌声を聴いたとたんにその世界に引き込まれてしまい、心が洗われる思いでした。それに私には何故か、先生の歌声が光の道のようになって、遥か上に向けてまっすぐに伸びているようなイメージがして、何か大きなものを感じずにはいられませんでした。沢山のエネルギーを分けて頂いたような、とても衝撃的な経験でした。知代乃先生の歌声と由紀乃先生の伴奏の織り成すとても贅沢な時間の中で、本当に心の底から湧きあがる感動を得ることができました。またツィーグラーに出会ったこと、学ばせていただいていることのありがたさを再認識いたしました。ぜひまたこのようなリサイタルを聴かせて頂ければうれしいです。それではまたよろしくお願いいたします。つたない文章をお許しください。
東京都 猪野 貞子
高橋先生のリサイタルに事寄せて
その時 私は、「からたちの花」に心地よく身をまかせておりましたが、不意に涙がポロポロと落ちてきました。昔を懐かしんだのでもなく、激しい感情におそわれたのでもなく、ただ涙が落ちるのです。不思議なことでございました。又、アヴェマリアが終わりました時、私の頭の中に「完璧」という二字が浮かびました。なにが「完璧」だったのでしょうか。先生のお歌と詩の心と非常に注意深く奏でられたピアノの音が一つになったのでしょうか?楽しい一夜でございました。又,沢山のことを考えさせられた一夜でもございました。ご健勝をお祈り申し上げます。
東京 岩谷 礼子
岩谷礼子です。先日はコンサート、おつかれさまでした!
コンサートの感想文をおくらせていただきました。最後の曲、アベマリアの音楽から、演奏者お二人の、祈りを感じました。それが、音の響きになって会場に広がっていきました。その場にともに居させていただいて、感謝です。
(2005.9.24 譜めくりをさせて頂いて)
川崎市 石井 久美子
限りなく美しい音楽でした。とってつけた飾りの美しさではないです。懐深く心に染みこむお声(音楽)でした。今まで聞いた音楽の声とは違う・・・とても自然に奏でられたお声でした。由紀乃さんのピアノと一つになって流れて、幸福感でいっぱいになりました。特に「アヴェマリア」は、天国に居るよな気持ちにしていただきました。
川崎市 石井 瑞穂
とっても繊細なお声とピアノで本当に美しかった。
川崎市 女性
澄んだお声と丁寧なピアノを楽しませていただきました。
東京都 T.H.
今までに聴いてきた歌とは味わいが違うステキな音楽でした。
東京都 八木 幸子
初めて聴かせて頂きました。どこから出ているのだろう?と思わせる澄んだ美しい声。歌というよりも、語りかけられているような、、不思議な感じでした。日本歌曲は、その言葉の1つ1つが温かく心に満ちてきて、その曲の世界が目の前に広がる様な、、、とても素晴らしかった!!ドイツ歌曲は、、、実は私の中で重くて苦手、、というイメージがあったのですが知代乃さんの歌は全く違っていました。ドイツ語ってこんなにも美しい言葉だったのですね、、。藤原由紀乃さんのピアノも、知代乃さんの歌声に寄りそうような美しい音色で感動しました。こんな幸せな時間を過ごせた事に感謝しております。ありがとうございました。また次回を楽しみにしています。
東京都 田中 恵子
知代乃先生、素晴らしいリサイタルを有難うございました。先生の歌はいつも心の奥深いところに、温かいものを感じます。「からたちの花」の最初のフレーズから、もうじんわりと来てしまいました。日本歌曲は先生の歌に導かれる様に、その詩の世界がより鮮明に感情を伴って迫って来る様な気が致しました。言葉で表現されていない喜びや、さびしさ、いとおしさまでもが歌とピアノにより伝わり、一曲一曲の流れがまるで物語のようでした。また、日本語がとても明るく、美しかったです。ドイツ歌曲も、なんて素敵な世界なのでしょう。神聖なものを感じずにはいられませんでした。先生の歌声が何処までも深く感じられ、心にしみわたりました。由紀乃先生のピアノがまた素晴らしく、伴奏という“音楽”と出逢わせて頂きました。アンコールの2曲を、ホールで聴かせて頂いた時、後ろに立ち、聴かせて頂いているうちに、演奏していらっしゃる知代乃先生にも、由紀乃先生にも、音楽にも、お客様達にも、ホールにも、空気にも、本当に全てに有難さが湧いて来て、有難くて有難くて、涙が出て来てしまいました。本当に有難うございました。
柏崎市 大谷 美加
七色の光に包まれて高橋知代乃先生の透き通るような美しい空気の声がホールをやさしく包み込み、更に宇宙に広がっていくような感じがしました。由紀乃先生の伴奏がとけ合うがごとく自然で一体となっていて素晴らしいと思いました。日本歌曲は美しい言葉に満たされ、ことばがせつせつと心に語りかけるように胸に沁みました。ドイツ歌曲は美しい響きの風船にのって、奥深い芸術の世界へ導いていただきすごい世界だと思いました。高橋知代乃先生と藤原由紀乃先生は本当に偉大な芸術家の先生方と心から思いました。感動で胸が一杯になりました。ありがとうございました。
町田市 吉田 百合子
高橋先生
先日は美しいお声を聴かせて頂き、有り難うございました。お手伝いの方々は皆様あまりお聞きになれなかったようでしたし、アンコールだけ辛うじて・・・という方もいらっしゃいましたのに、その中で図々しくもあんなにたくさん聴かせて頂き、感謝と共に申し訳ない気持ちでいっぱいです。せめて、お詫びの気持ちも込めて、感想を書かせて頂きます。今回初めて、高橋先生のお声を聴かせて頂き、由紀乃先生のピアノを聴かせて頂いた時に感じたのと全く同じことを色々感じ、驚きに似た感動を覚えました。考えてみればあたりまえのことなのかも知れませんが・・・。何と美しいお声なのでしょう!改めてその歌声の美しさに感じ入ったのは、あの美しい由紀乃先生のPfとのデュオとして本当に素晴らしかったから・・・。昨年の秋由紀乃先生とバリトンの方の演奏会を聴かせて頂き、歌もPfも何とすばらしい!と心から感動いたしましたが、今回のはそれとはまた違った感動でした。あのバリトンの方の歌は、由紀乃先生のPfとある一定の距離をおいて会話をしていた感じで、それはそれで本当にすばらしいデュオでしたけれど、高橋先生のソプラノは由紀乃先生のPfと同じところにあって・・・もののたとえは変かも知れませんが、元のところがつながった2本の美しいリボンが吹き流しのように、そよ風とたわむれながら、くっつき離れ、からみ合ってはほぐれ、刹那せつなに、美しい模様を描きだす・・・そんな印象だったのです。世の中に歌の上手な方はいくらでもいらっしゃいます。でも、由紀乃先生のPfとこんなに近いーというより同じところで会話ができる歌声は高橋先生のソプラノだけではないかと思います。 高橋先生の、あの「アヴェ・マリア」のように いつでもいくらでもくり返し聴き続けていたい曲もありますけれど、お二人のデュオでお聴きしたい曲がまだまだたくさんございます。私の中では、まるで・・おねだりをする子供のように、あれも聴きたい、これも歌って頂きたいと、憧れる心は大きくなるばかりです。どうぞこれからまた、たくさんの曲をお聴かせ下さいませ!今後のご活躍を心よりお祈りいたしております。
豊橋市 上田 深雪
昨夜は素晴らしいコンサートを有り難うございました。ピアノ 声が本当によく調和され,これこそ芸術だなあ・・と感激していました。友人の梅津さんも心に残る音楽と語って下さいました。どうぞお身体をゆっくりお休み下さい。
出口 京子
生まれて初めてソプラノ・リサイタルを拝見させていただきました。もっと迫力のあるものだと思っておりましたのでソプラノのやさしい、物静かな曲相(曲想)は予想外の事でした。私が一番、感銘を受けたのは、高橋様のプロフィールです、生まれて間もなく、小児麻痺にかかり、歩行が困難になったとの事。その生い立ちにも負けず、自分の夢や希望を失わずに努力されてきた事です。それと、お嬢様であられる由紀乃さんとの深い絆みたいなものを感じさせられました。とても、うらやましく思いました。由紀乃さんは20才の時、フランスのロン・ティボー国際ピアノ・コンクールで第1位グランプリを受賞されたとの事、お母様が大変な努力家であるがゆえの結果の表われとも感じました。お嬢様の姿にお母様の影を見るような気も致しました。やはり、地道に努力をされる方は何かを成し遂げていけるものだと実感致しました。お二人の益々のご成長とご活躍を心より、お祈り致します。
川崎市 堀 美志
9月17日の高橋先生のリサイタルでは、お手伝いの責任者をさせていただきました。当日は沢山のお客様であふれてしまうかもしれないとのことで、お手伝いの方々は、交代で聴かせて頂きましょうということになっていました。会場の時間になり、沢山のお客様がいらして下さるのを嬉しく拝見させていました。開演間近となり、幾つかの席が残っているところで、高校生が沢山、走って入場してきました。忙しい中駆けつけて来て下さったようです。その高校生も入場したら、席は本当に僅かしか残っていない状況でした。お手伝いの方々も、譲り合って、数名が入場・・・。高橋先生と由紀乃先生のコンサートが開演されました。私達はモニターで、聴かせていただきました。先生のお声は、マイクを通しても本当に素晴らしく、優しく、美しい声でした。中京や新潟から駆けつけて、お手伝いして下さった方も感動され涙を流されていました。その姿に私は心を動かされ、素晴らしい奏法にめぐり会えた感謝で一杯になりました。高橋先生の優しいうたは、言葉と音楽が魂に響き、作曲家や作詩家の心を伝えてくださいました。そしてその優しい歌声の中には、優しさと強さを感じ、私達を勇気づけているようでした。どうもありがとうございました。とても素晴らしかったです。アンコールは、立ち見でも大丈夫との事で、私達もホールの中に入らせて頂きました。先生のお声は、美しく、言葉がハッキリと心に届き、「心の歌」でした。何年かぶりに、先生にリサイタルをしていただけて、感謝で一杯です。これを機にまだまだ、歌って下さるとの事、本当に嬉しく思っています。次回はもう少し大きなホールでされ、皆さんに聴いて頂けますこと、楽しみにさせていただきます。
新潟県燕三条市 滝沢 久美
私にとって9/17日は、本当に素晴らしい日になりました。今月の初めに高橋知代乃先生の『シューベルト歌曲集』のCDを聴かせて頂いてから、私はリサイタルの日を待ちわびておりました。「あの暖かくて優しい透明な光の様な声で歌われる深い歌曲の世界を、直接聴くことが出来る。」本当に楽しみにしておりました。そして一曲めから知代乃先生の歌曲の世界にすっかり魅了され、一曲一曲歌われていくうちに、私は今現実に知代乃先生の歌を聴いているのかどうなのか、わからなくなってしまった様な感覚になりました。先生の深い歌曲の世界に入らせて頂いたのでしょうか…。気が付くと『アヴェ・マリア』を歌い終わられて、由紀乃先生と手をつながれている知代乃先生が私の目の前におられて…。そして私は、本当に暖かくて幸せな気持ちでいっぱいになっていました。知代乃先生、そして知代乃先生と一つになっておられた伴奏を弾いて下さった由紀乃先生、本当に感謝の気持ちでいっぱいでございます。この至福の時間を宝物にして、これからの自分自身の声楽のレッスンを頑張りたいと思っております。最後にもう一度、知代乃先生、由紀乃先生、本当にありがとうございました。
千葉県 高野 伸子
なんとも柔かい歌声でしょう。初めて伺う歌声ですが、とても感動しました。私は特に中低音が静かに深く響いて来る所に魅力を感じました。もっとこの辺りの音中心の曲も聞かせて下さい!不思議な程、静かにそして心に響く音でした。ありがとうございました。
神奈川県 御供 雪江
お久しぶりに美しいお声と美しいピアノを聴かせて頂きありがとうございました。美しい音楽で心を洗わせて頂いた思いです益々のご活躍を楽しみにしております。いつもコンサートのご案内をありがとうございました。
ご案内を毎回送って頂くファンより
こんなにやさしく語りかけ、うたって下さる夕べをありがとうございました。アベ・マリアは心からの祈りです。涙が流れました。ピアノもやさしくて遠い昔、母の子守うたをきく思いでした。
埼玉県さいたま市 栫 香
9月17日のソプラノリサイタルを聴かせていただいてたいへん美しく、やさしくあたたかく、いつまでも聴いていたいと思いました。言葉で言い表わすことは、なかなかできませんが、人の喜び悲しみの感情の世界をすでに超えた、たいへん浄化されたところの歌、と申し上げたらよいでしょうか。特にアヴェ・マリアは、今まで聴いたことがないほど美しくきよらかで、素晴らしかったです。リサイタルの後、家でピアノを弾かせていただいたとき、高橋先生のお声のような音を奏でていきたいと思いました。あたたかく包みこまれるような歌を聴かせていただいて、とても幸せな気持ちになりました。どうもありがとうございました。
千葉県 中村 桂
優しい歌声とピアノに聞きほれました。
これからも頑張って下さい。
アヴェ・マリアまた聞きたいです!
東京都 松本 初枝(ベアタ・ツィーグラー協会会員)
9月17日土曜日の高橋知代乃先生のリサイタル…それはとても静かな穏やかな日でした。高橋知代乃先生とピアニスト藤原由紀乃先生・お二人の癒しのデュエットを魂一杯に浴びることができた日です。高橋知代乃先生の歌われる聖なるお声は、ハートの奥の…奥の…奥の一番柔らかいところまで、どこまでもどこまでも深く深く、そして静かに透明で絹の様に細く柔らかく染み込んでまいりました。そして、その波動を愛(め)で慈しむ様に優しく、ささやきかける藤原由紀乃先生の静かな言霊…時には、お互いを包み込みささやき合い見つめ合って、癒しの光りの中でひとつに溶けあいます。それは美しい美しい、そして懐かしい光りの世界です†会場全体も、ひとつに溶け合い、リサイタル終了後の拍手・喝采†そして歌い終わった音の子達が羽をヒラヒラさせて、嬉しくて…嬉しくてたまらない♪とばかりに光を放ちダンスして会場中を舞っているようなインスピレーション♪それはまた同時に素晴らしい聴衆の皆様ご自身への拍手のようにも感じられました。♪悲しみは今光の中…全てを愛に変えて…苦しみは今光りの中…全てを愛に変えて…この癒しの世界では、病気も悩みも消えてしまう…まるでヒーラーのような奇跡の声楽家と奇跡のピアニスト…そしてそれこそが私の目指す音の世界・愛の光の世界です。リサイタルの少し前に戸外へ出て見上げた青空…そこには天使の羽の様なパールホワイトに輝く雲がまるで祝福してくださっているかのように、空一面に広がっていました。高橋知代乃先生の聖なる歌声と藤原由紀乃先生の珠玉の調べ、二人の光のマスターに畏敬の念が溢れ心が洗われました。まさしく魂の癒しを体感できた贈り物を有難うございました。心から感謝申し上げます。
東京都 南部 知代
高橋先生の若々しい、澄んだ歌声と由紀乃先生の歌い手と一体となった美しいピアノ伴奏が舞台の袖にいた私にも感動を与えてくださり、本当にありがとうございました。当日来てくれた友人や知人の方のご感想もここ数日でうかがうことができまして、次のようなコメントをお寄せくださいました。
♪ ドイツリートの発音の美しさとピアノ伴奏の音色の美しさが素晴しかった。またぜひリサイタルに伺いたい。
♪ 「おやすみ」は私もコンサートで歌ったり、色んなかたの演奏を聴いたけど、今回聴かせて頂いた「おやすみ」は今までのイメージとは全く違っていて、でも本当の「おやすみ」はこれなんじゃないかと思った。柔らかく演奏されたピアノ伴奏がまた素晴しく、こういう伴奏があったのかと思った。
♪ 若々しい、柔らかい歌声に惹きつけられました。私はシューマン、シューベルトの歌曲がとても良かったです。特に「胡桃の木」はあの愛らしいメロディーと美しい伴奏が今でも思い出すと心に浮かんできます。「アベェ・マリア」は絶品でした。雑念でとらわれた日々の心が洗われる想いでした。また次回聴かせて頂ける事を今から心待ちにしています。ありがとうございました。
鎌倉市 片山 洋子
リサイタルの前半で歌われた「からたちの花」を始めとする日本歌曲では古き佳き時代のエッセンスが濃く描き出されており、一曲ごとに様々な情景が眼に浮かんで来て、失われてしまったものへの郷愁を強く感じさせられました。後半のシューベルトの歌曲集では、清浄な響きを基調としながらも、一曲一曲の異なる個性と魅力を微妙なニュアンスで、丁寧に細やかに表現されており、それ故「鱒」の伴奏が軽やかな音を奏で始めた時には期待で心が踊り出す程でした。最後の「アヴェマリア」の歌唱は天上の清らかで、美しい世界を垣間見せて頂いた心地でした。常日頃、俗世界にどっぷり浸かっている身には、とても有り難く、心洗われる思いが致しました。浄らかで温かく、柔らかな歌声で伝えて下さったこれらの美しいイメージの数々は、これからも心に強く残り続けることでしょう。