ベアタ・ツィーグラーの魂の耳で聴き、奏でる自然なピアノ奏法は、一音、一音、ピアノの響の核(かく)、響が集まる中心、響の命、魂)を真心をこめて聴くことにより、奏者の魂(命)と響の魂(命)が一つになった時、ピアノは優しく、暖かい、キラキラ輝く「ひかり」のように、色とりどりの響が溢れるように、流れるように大海のごとく「ひかりの海」となって、聴く人々の魂を癒し、安らぎと至福の喜びと、生きる勇気を与えてくれる。奏者は透明な美しい、清らかな心(魂)で響を聴くことが大切です。
藤原由紀乃は4歳から、「ベアタ・ツィーグラーの魂の耳で聴き、奏でる自然なピアノ奏法」をドイツ・ミュンヘンのアンナ・シュタードゥラー先生に30年間師事し、(9歳から唯一の内弟子となる)魂の耳で聴き、奏でる奏法の後継者となり、指導者としても演奏家としても世界でただ一人の体現者であります。
藤原由紀乃のピアノ演奏をお聴きになれば、「ひかりの海」の名前の由来がお分かりになられると思います。