「こころ」に沁み入る、優しく美しく、温かい「魂の響」


今まで誰も歩かなかった新しいピアノ奏法、魂の救いへ導く真の音楽の道、「魂の耳で奏でるピアノ奏法(Das Innere Hoeren)」を開いたベアタ・ツィーグラー(Beata Ziegler)女史は、1885年ドイツのバイエルン地方のウルリヒスベルグに生まれた。高度な音楽的環境に恵まれて成長した女史はピアノ、バイオリン、声楽を学び、やがてそれら三つの指導免状を修得した。

19歳の時、イギリス聖マリア修道会の会員となり、修道尼として1959年にバードアイブリングで74歳の生涯を閉じた。ベアタ・ツィーグラー女史は、第二次世界大戦中にナチスによって奏法の指導を禁止された中、命がけで弟子の一人、一人に指導し続けた。ツィーグラー女史の精神を受け継いだ高弟、アンナ・シュタードゥラー(Anna Stadler)女史も、弟子に真心をこめて「魂の耳で奏でるピアノ奏法」を伝えた。

ドイツ、ミュンヘンで4歳からアンナ・シュタードゥラー女史に師事した藤原由紀乃は9歳から、たった一人の内弟子として、シュタードゥラー女史と生活を共にし、「Yukinoは神様の楽器になるのよ!」と諭され、温かく厳しい指導を受け、魂の救いへ導くベアタ・ツィーグラーの「魂の耳で奏でるピアノ奏法」を正しく継承し、唯一の後継者となった。

1999年5月末、藤原由紀乃はシュタードゥラー女史と共に30年に亘り、ツィーグラー奏法の体得に専念したドイツの生活に終止符を打ち、日本へ本拠を移した。2003年6月21日にアンナ・シュタードゥラー女史は81歳で、「ベアタ・ツィーグラーのピアノ奏法」に捧げた尊い生涯を閉じた。シュタードゥラー女史の意志を受け継いだ藤原由紀乃は日本に本拠を移し、ピアノ演奏、ピアノ指導、公開講座を通して、多くの人々に「魂の耳で奏でるピアノ奏法」を伝える努力をしている。

日本ベアタ・ツィーグラー協会はベアタ・ツィーグラーの「魂の耳で奏でるピアノ奏法」を学ぶ方々の会である。日本ベアタ・ツィーグラー協会会員は「魂の耳で奏でるピアノ奏法」を個人レッスンを受ける事によって、誰もが「こころ」に沁み入る、優しく美しく、温かい「魂の響」を身につけることが出来る。その「響」は聴く人々に心の安らぎと喜びを与えるだけではなくて、会員の方々自身が「心の安らぎと至福の喜び」を得ることが出来るのである。しかし、アンナ・シュタードゥラー女史が述べたように、「仏教で言う口伝に似たもの」なので、ツィーグラー奏法は個人指導を受けなくては身に付ける事は不可能であり、正しく身に付けた指導者でなければ教える事ができない。活字を読んだり、話を聞いたり、考えたり、演奏やレッスンを聴講するだけでは、到底解り得ないのである。

藤原由紀乃が奏でる魂の響き



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